こんにちは、森田敏宏です。
今日はあなたの薬は減らせるという話をしたいと思います。
病院に通って、複数の薬を服用している患者さんも少なくありません。
そこで心配になってくるのは、副作用の問題です。
薬に関する様々な効果
薬1つ1つには、主作用と副作用というものがあります。
例えば、血圧を下げる薬があります。
この薬に、血管を広げる作用があれば、それが効きすぎれば血圧が下がり過ぎてしまいます。
そして、複数の薬を飲んでいると、何が起こるかというと薬同士の相互作用です。
複数の薬の組み合わせによって効果が増強したり、あるいは薬の効果を打ち消してしまうものもあります。
このようなことを相互作用といいます。
そして薬の数が増えれば増えるほど、どのようにお互いに作用するのかがわかりにくくなります。
ですので、副作用も何が起こるのかわかりにくくなります。
そうなると当然心配になってきます。
私自身も今は薬を飲んでいませんが、できるだけ飲みたくないと思います。
そして基本的には、薬は飲まない方がベストですし、できれば最小限にしたいです。
では、どうしたら薬を減らすことができるのかについて考えていきたいと思います。
高血圧の方が薬を減らすには
例えば高血圧の方です。
高血圧の方も非常に多いです。
まず血圧というのは、心臓から送られてくる血液の量と、末梢血管抵抗といった血液の流れやすさによって決まってきます。
ですので血圧を下げたいのであれば、心臓から送り出される血液量を減らすか、血管抵抗を改善するか、あるいはどちらも必要となっていきます。
そこで考えられる方法が、10割の人に当てはまるわけではないですが、まず塩分を制限することです。
塩分をとりすぎるとどうなるかについて簡単に説明します。
まず、血液中の塩分の量が増えます。
それをある一定の濃度にしないといけないので、その分水分が必要になります。
血管の中の水分量が増えるということは、結果的に心臓から送り出される血液の量が増えます。
ですので、血圧が上がります。
次は血管抵抗です。
血管抵抗を下げるためには、運動がオススメです。
有酸素運動や加圧トレーニングをやっていただくことで、循環がよくなって血管の抵抗が下がります。
血圧が高い方は、是非こういったことをやってみてください。
糖尿病の方が薬を減らすには
次は糖尿病の方です。
糖尿病の方も多いと思いますが、糖尿病には2つ種類があります。
1型と2型というもので、1型は生まれつきです。
インスリン血糖を下げるホルモンである、インスリンの分泌が少ないタイプのことを言います。
今回は、生活習慣の影響で、糖尿病になった2型について話していきたいと思います。
この2型糖尿病は、簡単に言うと血糖を下げるホルモンであるインスリンのききが悪くなった状態です。
糖尿病の改善のためには、インスリンを出さなくていいような状態、要は血糖値の乱高下を減らすことが必要になってきます。
血糖値が上昇すると、血糖を下げるインスリンがたくさん分泌されます。
しかし、それを繰り返しているとインスリンの効きが悪くなって、血糖が下がらなくなってしまいます。
血糖値の急上昇を抑えるためには、食事の仕方や内容を改める必要があります。
私の講座で、こういったことにも詳しく解説しています。
基礎代謝を上げる
もう1つは、代謝を上げるということです。
代謝がよくなると、それだけ血糖値も下がりやすくなります。
そのために、やはり必要になってくるのが運動です。
例えば有酸素運動や、加圧トレーニング、特に加圧トレーニングは、筋肉も増えるので代謝が上がって血糖も下がりやすくなります。
他の病気も同様ですが、薬が必要な時ももちろんあります。
ですが薬を飲んだだけで、体質というのは変わりません。
ですので、あきらめず体質改善について考える方がいいと私は思います。
ブレインヘルスでは、薬を減らす方法を学ぶことが出来ます。
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