今回の記事では、笑わないと早死にするという話をします。
私は様々な健康法をお伝えしているのですが、自分では当たり前になっていて、あまり伝えていなかったことがあります。
私は健康法について様々なアドバイスをしていますが、自分が実践していることの一つである笑うことについて、あまり伝えていなかったことがあります。
私とよく会う方はわかると思いますが、いつも笑っています。
これは私にとって当たり前のことです。
しかし、元々私がよく笑う人だったわけではありません。
ある時期から笑うことが好きになり、今ではそれが当たり前になってしまっています。
なぜそうなっているのか?
その理由を含めてお伝えしていきます。
笑いと健康との関係
実はこの笑いということは、健康面でも、とても良い効果があります。
それは、ホルモンが変化するということです。
例えば、コルチゾールの分泌が減少します。
コルチゾールは私たちの体がストレスに対応するために作られるホルモンであり、エネルギーの調整や炎症の抑制などの働きをします。
他にも、
- メンタルを安定させるセロトニン神経が活性化したり、
- 副交感神経が優位になりリラックスした状態になる
- 血糖値が下がる
- 脳内麻薬物質が放出されて気分が良くなる、
- 免疫機能、免疫力が高まる
といった報告があります。
お笑い番組を見たら、免疫力が高まったというデータがあります。
このように、笑いにはいろいろな効能があります。
笑う人と笑わない人で、寿命がどのように違うかについても、研究したデータがあるのでご報告ご紹介したいと思います。
まず山形県内の40歳以上の成人1万7512人を調査した研究です。
笑う頻度と、あらゆる原因による死亡、心血管疾患の発症と死亡の因果関係を調査した研究です。
この研究によると、笑う頻度が月1回未満の人は、そうでない人に比べて1.95倍の死亡リスクがあったということです。
月に1回未満しか笑わないというのは、私からは考えられないのですが、そういう人は笑う人に比べて2倍近い死亡のリスクがあるということです。
もう一つこちらは、65歳以上の1万4233人を3年間追跡した調査です。
笑わない人は、ほぼ毎日洗う人よりも機能障害リスクが1.42倍になるという結果です。
65歳以上の高齢者で、色々な機能の障害が出てくる危険性が高いということです。
このように笑わない人は、寿命も短くなったり、病気になる確率も高くなるということがいろいろな研究でわかっています。
だから、なるべく、笑った方がいいのですが、なかなか笑うことができないという人もいます。
では、どうすれば笑えるようになるかということも考えていきましょう。
楽しいから笑うのではない
答えは簡単です。
答えは無理やり笑えばいいのです。
多くの人が勘違いしてるのですが、楽しいから笑うのではないのです。
実際には笑うことで、楽しくなります。
無理やり笑うことで、気分が明るくなるということが、心理学の研究でも証明されています。
楽しくない時、つまらない時でも、無理やり笑うと楽しい気分になります。
多くの人は、「楽しくないと笑えない」と思っていますが、逆に笑わないと「物事を楽しい」とか「面白い」と捉えなくなってしまうのです。
もし、何かつまらないことがあっても、「こんなのつまらない」と笑わないでください。
そうすると、ますます楽しくなくなってしまいます。
「ほんの些細なこと、あるいは、全然面白くないようなことでも笑う」と、楽しくなって、また笑うという形で好循環になっていきます。
もし、普段あまり笑わないと感じているなら、意識的に笑ってみてください。そうすると、健康にも良く、人生も楽しくなるでしょう。
これは、私自身も経験してきて、間違いない方法だと確信していますので、ぜひ試していただければと思います。
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