話し方が9割という話をします。
普段、色々な人をコンサルしていますが、非常に話の長い人、何を言っているか分からない話し方の人が一定の割合でいらっしゃいます。
ご本人は、そのような自覚がないのかもしれないのですが、本当にもったいないです。
なぜかというと、人生において大きな損をしているからです。
その理由は、まず「自分の言いたいことが伝わっていない」のです。
もちろん言いたいことはあるのでしょうが、相手に伝わらないと意味がないのです。
さらに相手の時間を奪ってしまいます。
長い話をして、本当に大事なことがそのうちの一部だったり、あるいは大事なことすら出てこなかったりしたら、ただ相手の時間を奪うだけになってしまうので、非常にもったいないです。
そのような人は、ぜひ改善した方が良いです。
大事なポイントを伝えるように意識する
話し方を改善するためには、自分が言いたい大事なポイントは、普通は1つ、多くても2つや3つくらいなので、2、3の大事なポイントを伝えるように意識しましょう。
具体的にどのような伝えると良いのか、1つの方法をご紹介します。
相手に話が伝わるPREP法
PREP法という方法があります。
- Pが point
- Rが reason(理由)
- Eが exmple (例)
- Pが point
ということで、まず最初に一番重要なものは、P「ポイント」です。
ポイントを伝えたら、次にR「理由」について述べます。
さらに理解を深めてもらうために、E「具体例」を挙げます。
最後にもう一度、重要なP「ポイント」を伝えます。
このような流れの話し方をすると、わかりやすいということです。
こういった型を意識するだけで、とても話が伝わりやすくなります。
最近の例でいうと、雨による災害がありましたが、ポイントとしては「今後、異常気象による災害が増えるだろうということを伝えたい」とします。
Rの理由としては「地球の温暖化によって、線状降水帯など以前は見られなかったような、異常な雲の流れが起きるようになったから」です。
そしてEの具体例では「最近の例では静岡県、鳥取県、島根県、鹿児島県などで、そのような大雨の被害が発生した」ので、このようなことから「今後このような異常気象による災害が増えると考えられます。」(ポイント)のような形で話をまとめるというものです。
このように話し方を意識するだけで、随分と分かりやすくなります。
エレベーターピッチ
短く話すやり方として、エレベーターピッチというものがあります。
エレベーターに乗っている時間というのは、せいぜい30秒前後ですが、「その短い時間の中で、自分の言いたいことを相手に伝えられるようにしましょう」というのが、エレベーターピッチです。
もしエレベーターの中で、自分が伝えたいことを言わなければいけないとしたら、どのようにまとめるかを考える方法です。
上記でご紹介したPREP法以外の、別のやり方でも構いませんが、30秒で伝えられる練習をしてみましょう。
30秒ではなくて、3分、5分など与えられた時間によって、ボリュームを変えることは可能です。
もっと短くしたい場合は、ポイントだけを伝えればいいのです。
R(理由)やE(例)を削れば、より時間を短縮することができます。
逆に時間がある場合には、理由や具体例を詳しく解説しましょう。
まず大事なのは、自分の伝えたいポイントを、しっかり伝えるということです。
特に「最初に言って、最後にもう一度言う」ことを意識します。
これは話す場合でも、文章の場合でも、基本的に一番良いとされているパターンですので、是非このやり方を意識して行うようにしましょう。
まとめ
話がまとまらない人は、P(ポイント)ではないところから、長々と話し出す人が多いです。
まずは「簡潔にポイントを伝える」ということを常に意識しましょう。
このような「話の枠組み」、「伝え方の枠組み」を意識した話し方をすると、かなり話が簡潔になり、伝わりやすくなりますので、ぜひ今回の話を参考にしていただければと思います。
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