脂肪肝を改善する方法を伝授!肝臓の脂肪を減らす方法【東大ドクター 森田敏宏】

今回の記事は脂肪肝についてお話しています。

脂肪肝はとても怖い病気です。

中性脂肪が肝臓に蓄積する、 脂肪が肝臓にたまってしまう病気です。

しかし、食事の順番を変えるだけで血糖値は下がり、内臓に脂肪がたまりにくくなります。

この記事を最後まで読むと『内臓の脂肪を減らす方法』がわかります。


脂肪肝は2種類ある

脂肪肝というのは

どういう病気かといいますと、中性脂肪が肝臓に蓄積する、脂肪が肝臓にたまってしまう病気です。

次の2タイプがあります。

  1. お酒の飲み過ぎで脂肪がたまるタイプ
  2. ①以外のお酒に関係なく脂肪がたまるタイプ

です。

実は、①ではなくて、②の脂肪肝になるタイプの方が、たちが悪いです。

健康診断を受ける成人の2割から3割が、非アルコール性の脂肪性肝疾患(お酒の飲み過ぎではないのに、 肝臓に脂肪がたまってしまっている疾患)です。

さらに、この内の1割から2割が脂肪肝炎( 肝臓の炎症)になると言われています。

これをナッシュなどと呼んでいます。

この肝炎になった人のうちの5%から20%の人は、5年後から10年後に肝硬変に至るそうです。

肝硬変というのは、肝臓が硬くなってしまっ て、正常な働きができなくなってしまう状態のことです。

肝硬変は怖い病気です。

脂肪がたまるメカニズム

なぜ脂肪がたまるのかということを考えてみましょう。

本来、中性脂肪は身体を動かすエネルギー源です。

しかし余ったエネルギーは蓄えられてしまいます。

それがさらに増えすぎると動脈硬化の原因にもなるのです。

私の講座では、下記のような血糖値の図を出して、血糖値の乱高下を防ぎましょうという話をしています。

なぜこの血糖値の乱高下が良くないのでしょう。

糖質などを取ると血糖値が急上昇します。

この時に血糖値を下げるためにインスリンというホルモンが大量に分泌されます。

それで、血糖値は下がります。

では、その血液中にあった糖分はどこに行ってしまうのでしょう。

最終的に脂肪になって体に蓄えられてしまうのです。

そのうちの一部が肝臓にも蓄えられて、それが積もり積もると脂肪肝になってしまいます 。

中性脂肪がたまらないようにするためには、この血糖値の乱高下を防いでいく必要があります。

私の講座では、エネルギー管理術という名称で食事法や運動法などを教えています。

これを実践した多くの方から、「中性脂肪が下がりました。」という報告を受けることがよくあります。

こちらの記事を参考に食生活を見直しませんか。

体脂肪を溜めこむダメ習慣トップ5!その食生活が損をしている

ポイントは血糖値の乱高下を防ぐということになります。

乱高下を防いで血糖値を安定させることによって、余分に糖分が蓄えられて脂肪になるのを防ぐことができるわけです。

ポイントは低GI値の食品から食べる

画像カリフラワーなどの野菜

改善方法をお知らせします。

簡単にポイントをお伝えしていくと、まず低GI値の食品を先に取る必要があります。

GI値とは、グリセミック・インデックスで血糖値の上がりやすさの目安の指標です。

GI値が高いほど上がりやすく、低いほど血糖値が上がりにくくなります。

比較的GI値の低い野菜やタンパク質などを先に摂取することがポイントになります。

朝はしっかり★夜は軽めに

画像_和朝食

よく夜にドカ食いをしてしまう人がいらっしゃいますが、これも好ましくありません。

私たちが主にエネルギーを使うのは日中です。

朝しっかり多く食べても、そのエネルギーは日中消費されます。

朝しっかり食事をとります

食べ方としては血糖値が急上昇しないようにGI値の低いものを先に取り、

GI値の高い炭水化物などは後から取るように心がけましょう。

実践した方の多くが、 「体重が減った」「中性脂肪が下がった」という報告をいただいております。

特に健康診断で脂肪肝と言われた人は、この方法を是非試していただければと思います。

こちらの記事も参考にしてください。

運動や筋トレなしで体脂肪を減らす行動!

ブレインヘルスでは、脂肪肝を改善する方法について学ぶことが出来ます。

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