面倒くさい原因を知り「面倒くさい」をなくす3つの方法

今回は面倒くさい(めんどくさい)をなくす3つの方法です。

めんどくさいというのは、なかなか進まない、先送りしてしまうと言う問題点があります。

皆さんも、少なからず経験があるのではないでしょうか?

「めんどくさい」を、どうしたらなくすことができるかということを考えていきたいと思います。



めんどくさいと思う原因

まず、めんどくさいの原因は何かということを考えてみましょう。

主な原因は二つあります。

嫌なこと、嫌いなこと

まず1つの原因はやることが「嫌なこと」「嫌いなこと」だということです。

嫌なことや嫌いなことは、誰でもやりたくありません。

やりたくない、めんどくさいと感じてしまいます。

工程数が多い

もう一つの原因は、工程数が多いことです。

つまり、やることのステップが多いと「めんどくさい」と感じてしまい易いです。

例えば、朝ジョギングする時、ジョギングをするのに、どのような工程があるかというの考えてみましょう。

ランニング用の T シャツに着替える、ランニング用のジャージを履く、ポーチをつける、イヤホンを装着する、鍵をポーチに入れる、スマホを持つ、ランニングシューズを履く、こういった工程、ステップが必要になってきます。

意外とたくさんの工程があるのが分かります。

そうすると、脳は「めんどくさい」と感じてしまいます。

では、「なぜ、めんどくさいと感じるのか」というと、これはワーキングメモリーが関係しています。

ワーキングメモリーというのは、頭の中でいくつかの項目をあれこれと、やりくりする能力のことです。

例えば、算数の問題を解くときには、問題文や計算途中の結果を一時的に保持し、それを思い出しながら次の計算を行います。

また、長い文章を読んで理解するときにも、文の意味を理解するために、一時的に文の情報を保持する必要があります。

しかし、人間の脳は頭の中であれこれ考えるのが苦手なのです。

それで脳に負担がかかってしまいます。

特に、ステップ数が多ければ多いほど、全部の工程をイメージできないので、頭が混乱してしまい易いです。

それでめんどくさいと感じてしまいます。

めんどくさいを減らす方法①:ステップを減らす

では、対策はどうしたらいいかというと、まずステップ数を減らすことです。

ステップが多ければ多いほど、めんどくさいと感じるので、なるべくステップ数を減らしてあげるといいです。

先ほどのジョギングの例で言えば、例えば

「T シャツやジャージを着たまま寝て、朝起きたらすぐ行けるようにする」

「ポーチやイヤホン等の小物をあちこちに置いてあると、集めるのが面倒くさくなるので、玄関の所にまとめて置いておいて、すぐに装着できるようにする」

といった工夫をするとめんどくさいという感覚を減らすことができます。

めんどくさいを減らす方法②:見える化する

視覚

他にも、見える化するという方法があります。

頭の中だけで考えると、混乱するしやすいので、見える化してあげると混乱が減ります。

要するに、紙に書き出したり、スマホやパソコンのメモ帳等に書き出して、チェックリストを作ってあげるという方法です。

そうすると、先ほどのランニングの工程、ステップが見える化されて、一つ一つチェックしていけば抜けがないですし、自分の頭であれこれ考える必要がなくなるので、脳の負担が減って楽になります。

私の場合、よく使うのはチェックリストです。

出張の荷物の準備などに活用しています。

出張の時の荷物というのは、ほとんど決まっています。

そのリストを作っておいて、一つ一つチェックして準備していけば抜けがなくなります。

準備をするのも、余分な負担ががかからなくなるので、すごく楽にこなすことができます。

めんどくさいを減らす方法③:習慣を改善する

改善

3つ目は方法というよりも、めんどくさいを逆手にとって習慣を改善する、というテクニックです。

どういうことかと言うと、やったほうがいいこと、例えば、先ほどのジョギングのように習慣化した方がいいようなことは、なるべく面倒くさくないようにした方が良いです。

ステップ数を減らし、見える化することによって、なるべく「めんどくさい」と感じなくするのです。

逆に、止めた方が良い習慣、やらない方が良いことというのもあります。

お酒を飲みすぎる、甘いものを食べ過ぎてしまう、というのはなるべく減らした方がいいですね。

その対策として、わざと面倒くさくするということです。

例えば、お酒を飲みすぎている人は、冷蔵庫にたくさんビールが入っていたらつい飲んでしまいます。

同じように、甘いものを食べ過ぎる人はまとめ買いをしたら、つい食べ過ぎてしまいます。

そこで、まとめて買ってこない、なるべく家に置いておかないようにして、しかも、コンビニとかスーパーが近くにない状態にすることで、めんどくさいをわざと作るのです。

買いに行くのがめんどくさい、その方が食べ過ぎない、飲み過ぎないで済むということになります。

しかし、それでも迷うときがあります。

「もうちょっと買ってこようかな」とか迷う時があると思いますが、そういう時は「めんどくさいからいいや」と思うようにしましょう。

どちらか迷った時「もうめんどくさいからいいや」という風に、意図的にめんどくさいと思うようにしたほうがいいです。

行った方が良い習慣の時は、「めんどくさいと思わないほうがいい」ですが、やらない方がいい習慣の時は、「わざとめんどくさいと思うようにする」ということです。

まとめ

めんどくさいと感じることの原因は嫌なことや嫌いなことをやっている、そしてステップ数が多いということが原因でした。

めんどくさいと感じるのは、ワーキングメモリー、脳に負担がかかっていることが原因で、その負担を減らすためにステップ数を減らしてあげる、あるいは見える化するということが有効です。

そして、めんどくさいという脳の反応を逆手にとって、やらなくて良いことはわざと面倒くさくすることで悪い習慣をなくすことができます。

もし、迷った時はめんどくさいなと思うようにすることでしなくていいことをしないようにしましょう。

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