こんにちは、東大ドクターの森田敏宏です。
現在はストレス社会と言われています。
今日は、ストレスを大幅に減らすたった1つの方法という話をします。
ストレスを減らすために「見える化」…しかし問題点が…
忙しくて時間がない方や、日々ストレスを抱えている方も多いのではないでしょうか。
頭の中であれこれ考え続けると、それ自体がストレスになってしまいますよね。
そんなストレスを減らす方法として、この講座では「脳内断捨離」という方法をお伝えしています。
この方法は、頭の中のモヤモヤをすべて書き出し、「見える化」して整理することで、脳のストレスを軽減することを目指します。
しかし、書き出しても整理がうまくいかないという方もいらっしゃいます。
やるべきことと、やらなくていいことを明確に分けられず、混乱してしまうのです。
なぜそうなるかと言えば、自分が何にストレスを感じているのか、きちんと気づいていないからです。
自分のことは分かっていると思っているかもしれませんが、実はそうではないことが多いのです。
問題の根本にあるのは「認知的不協和」です。
これは、自分の持つ認知と他の人との間で、不一致や不調和が生じている状態を指す心理学の用語です。
このズレが、ストレスの原因になっていることも少なくありません。
気づけていないストレスが存在する!?
具体的に例を挙げてお伝えします。
ブラック企業に勤め続けて安い給与で長時間、働かされているサラリーマンがいます。
会社の朝礼では
- 「感謝」
- 「貢献」
- 「価値ある仕事」
といった社訓を読み上げさせられています。
本人は、ブラック企業に勤めているとわかっているはずなのですね。
ところが、『やりがいがある仕事だから続けたい』と自分を納得させてしまう。
本来の現実の状況とギャップがあるにもかかわらず、無意識に正当化するような考えをして、心の深いところでは違和感を感じている。
そうして表面に出ている意識は気づかないふりをして、矛盾した状況をずっと続けることになっています。
これが認知的不協和というものです。
ですから、脳のストレスもどんどん溜まってしまうわけです。
脳を整理しよう
どうすればそれに気づけるのでしょうか?
多くの人がなかなかできないために苦労しています。
これに気づくための方法として俯瞰してみる方法をお勧めしています。
高い位置から、違った視点から眺めてみましょう。
私の講座では、エッセンシャル集中というやり方をお伝えしています。
自分が色々なプロジェクトを同時進行してやっている中で、何に集中するべきか、何を止めるべきかを見極めるための方法です。
どう進めるかと言いますと、自分がやっているプロジェクトをまず書き出します。
整理したものをもとに次の質問を自分に投げかけます。
「続けたときどうなるのだろうか」
「やめたらどうなるのだろうか」
頭の中で描いてみるのです。
今やっているプロジェクトを続けたら、良い気持ちになるのでしょうか?
もしストレスが強いのであれば、やめることを考えてみるのもいいかもしれません。
なぜかというと、やめると決めた時に良い気分になるようでしたら、ストレスを強く感じているからなのです。
自分のことを俯瞰して見た時に、どのような感情がわいてきますか。
しっかり自分と向き合って感じ取ること。
仮にブラック企業に勤めていたとしても、ストレスは抱え込まない方法を選ぶようにしましょう。
今後の方針を決めていただくためにはとても大切なことです。
ブレインヘルスでは、気づかないストレスに気づく方法を学ぶことが出来ます。
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