こんにちは、森田敏弘です。
さて、TVショッピングや新聞広告など、健康関連のサプリがたくさん出ています。
私はそれ自体に興味があるわけではないのですが、ビジネスの参考にするために見ることがよくあります。
すごく効くような話をしていますが、本当に効果があるのか?ということです。
そこで今日は、『あなたは騙されている、薬やサプリでは健康になれない』という話をしたいと思います。
薬やサプリは効いてない!?
例えば、こんな感じで表現されているのですが、よく見ていただきたいのです。
この左端のところの小さな字ですが、何を書いているかというと、
「生活に関するご意見!ご感想です。」
「適切な運動や食事を組み合わせて、健康になられました」
このように書いてあるわけです。
しかし小さい字なので、ほとんどの人は気づかないわけなのですが、要するに
「サプリ単独の効果ではないですよ」と言っているわけです。
では、このようなサプリというのは全く効かないのかというと、中には本当に効く人もいます。
薬が効くのは「思い込み」?
なぜ効くのかというと、その主な理由は「プラセボ効果」というものにあります。
「プラセボ」とは何かと言いますと、偽の薬のことを「プラセボ」といいます。
効き目がある成分が、何も入っていない薬を服用しても、患者さん自身が飲んで効き目があると思い込むことで、病気の症状が改善されることがあります。
これを「プラセボ効果」と呼んでいます。
本当に、効く成分がなかったとしても、『病は気から』ではないですが、例えば痛みがよくなったり、そのようなことが実際に起きてくるのですが、これを「プラセボ効果」と呼んでいます。
病院で使う薬では、この「プラセボ」と比較して「プラセボ」よりも明らかに効果がないと、有効だと認められないわけです。
先ほど話したように、「プラセボ」でも効果が出るからです。
サプリの全てが、「プラセボ効果」とは言いませんが、このようなものが多分に含まれているということです。
その一方で病院で使う薬には、本当に効果があったり、効果がある反面、強い副作用もある、そのような薬もあります。
『薬に頼りきっては、いけないんです』
薬には依存度が存在する
なぜかといいますと、薬には強力な依存性があるからです。
典型的な例ですが、副腎皮質ステロイドという薬があります。
ステロイドと略されていますが、このステロイドというのはホルモンの一種なのですが、本来は人間の体内で分泌されているものです。
副腎と言って腎臓のそばのところから、分泌されているものなのです。
本来は、この下垂体というところから指令が出て、このステロイドが分泌されているのです。
ところが、薬でこれらが補われていると、この脳にある下垂体というところは、ステロイドが足りていると勘違いしてしまいます。
この分泌を休んでいるうちに、副腎が萎縮して十分に機能しなくなってしまうことがあります。
これを副腎不全と呼んでいます。
このような状態になりますと、もう自力で十分なホルモンを出せなくなってしまうわけなんです。
このような薬に、依存したために自分の体の働きが弱ってしまうことは、他の薬でも起こることがあります。
どうしても必要な場合を除いては、なるべく薬に頼らない方がいいわけです。
薬に頼るのではなく、体の内側から活性化する元気になる、そういう方法に取り組んだ方がいいと、私は考えています。
そのためにはどうしたらいいのか?
健康のためには生活習慣を
まずやはり、生活習慣を改善する必要があります。
そして、脳や体を活性化するためには、適度な刺激や負荷が必要になってきます。
極端な話、宇宙で無重力の環境にいたら、全く負荷がないので人間の筋肉は、どんどん弱ってしまいます。
そこまでではなくても、あまり刺激や負荷のない状態、そして悪い生活習慣を続けていればどんどん人間の体というものは、弱っていってしまいます。
ですから、生活習慣を改善した上で、健康のために適度な負荷を加えてあげる必要があります。
その上で、やはりおすすめなのが、この加圧トレーニングです。
ベルトを使って血流を調節することによって、軽い負荷でも筋肉をつけたり、成長ホルモンを分泌させることができる、とても効果的なトレーニングです。
こういったものを取り入れて、自分の体を活性化していくことに取り組まれるのが、良いのではないかと思います。
食事と運動で健康寿命を伸ばす方法について記事をまとめましたので気になる方はこちら
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