今日は記憶力がアップする9つの秘密という話をしたいと思います。
誰でも記憶力をよくしたい、いろんな事をしっかり今日記憶したいと思っているのではないかと思います。
私自身もそうです。
記憶力が良ければ勉強も効率よくできますし、仕事も効率よくこなすことができます。
悪くて困ることはないですけれども、記憶力が良ければ便利なことがたくさんあります。
そこで簡単に記憶力を高める9つの方法についてお話をしていきたいとおもいます。
記憶力を高める方法 脳に刺激を与える
まず1番目の記憶力を良くする方法です。
脳に刺激を加えるということです。
私達の体は、使わないと筋肉はどんどん衰えていきます。
それと同じように脳も刺激を与えない使わないと、どんどん衰えていきます。
特にこの刺激を与えてあげるということが重要ですので、まず1つ目のポイントとしては、あまりマンネリでいつも同じことばかりしていると、刺激がなくなるのでどんどん新しいことにチャレンジすると、
脳に新しい刺激がいくことになります。
また、いつもお伝えしている運動です。
特に有酸素運動をすることによって脳の中の記憶、特に関係する海馬というところと、前頭葉という脳の前側の部分の血流が上がるということが知られています。
海馬と前頭葉は、人間の思考や行動に欠かせない重要な役割を担っています。
海馬は長期記憶の形成に関与し、前頭葉は認知機能や意思決定、行動の調整に関与しています。
新しい刺激を加えてあげるということが、大切になってきます。
記憶力を高める方法 反復する
そして2番目の記憶力を良くする方法は、反復するということです。
よく復習をすると言いますが、この繰り返すということは非常に重要です。
私いつも言ってるのは、脳内回路という表現をしていますが、何か新しいことを学習するというのは、脳の中に新しい回路ができるようなイメージなのです。
ですから、その回路をなるべく強固にしてあげることが大切になります。
新しい回路に何度も電流を流してあげるということが、反復ということになります。
何度も復習をしたり、なるべく頻繁に使う、例えば、初めて会った人の名前は、パッと覚えられる場合もあるし覚えられない場合もあります。
意識して相手の名前を繰り返し使っていると、覚えやすくなるわけです。
そのようにして、新しい脳内回路に繰り返し電流を流してあげるというのがポイントになります。
記憶力を高める方法 理解して覚える
そして3番目の記憶力を良くする方法は、理解して覚えるということです。
理解して覚える。
実は人間は、意味のないものを覚えるのというのは難しいです。
有名な「エビングハウスの忘却曲線」というのがありますが、あれは実はまったく意味のないアルファベットの羅列を覚える実験だったのです。
エビングハウスの忘却曲線は、ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスによって、新しい情報がどの程度長期記憶に留まるかを示す実験結果から得られたものです。
ですので、時間が立つとどんどん忘れていってしまいますが、あのような意味のないことを覚えるというのは難しいです。
逆に意味のあることというのは覚えやすいのです。
ですので、正しい理由でなくてもいいのですが、何か理屈をつけて覚えると覚えやすくなります。
記憶力を高める方法 関連付けて覚える
4番目の記憶力を良くする方法は、関連付けて覚えるということです。
これも理解して覚えるというのと似ていますが、覚えにくいものを何かと関連づけるということです。
例えば歴史の年号です。
「いい国作ろう鎌倉幕府」などと語呂合わせて覚えた人も多いと思いますが、なんにもなくてただ数字を覚えるよりも、何かそうやって関連付けると覚えやすくなるわけです。
これは記憶術などとも似ていますが、覚えにくいものは何かと関連付けてあげると覚えやすくなります。
記憶力を高める方法 衝撃的に覚える
5番目の記憶力を良くする方法は、衝撃的に覚えるということです。
衝撃的とは何かということですが、例えば、東北の大震災でものすごい津波が起こりました。
私もちょうどテレビで生中継で見ていましたが、映画のシーンのような強烈なシーンでした。
それからあの9.11です。
あの飛行機がビルに突っ込んだ事件です。
たまたまテレビで映像を見ていましたが、これも非常に衝撃的でした。
衝撃的な出来事というのは、記憶に鮮明に残ります。
ですから、何らかの工夫をしてなるべく衝撃的に覚えると、あとで思い出しやすく忘れにくくなります。
記憶力を高める方法 塊で覚える
6番目の記憶力を良くする方法は、塊で覚えるということです。
塊で覚えるとはどういうことかというと、人間の短期記憶というのはあまりたくさんのことを覚えておくのが苦手なのです。
人間の脳というのは、短期的に色んなことを覚えておくのが苦手です。
大体覚えていられるのは、7項目ぐらいまでというふうに言われています。
それがやたらと多くなってしまうと、記憶を保持するのが難しくなってしまいます。
ですから、例えば東京都23区の中にそれぞれいろんな町名がありますが、それを細かく一気に覚えようとするとすごく大変なわけです。
23区というのも数が多いです。
ですので、それをもう少し大きく分類するわけです。
例えば城北とか城南などと、大きなエリア、大きな塊があります。
まず、そういう大きな塊に分けて、そのエリアにはこういう区があるというのを覚えます。
またそれぞれの区の中で東西南北とか、またその塊ごとに分けて覚えていくといった形で塊を意識すると、脳が混乱せずに覚えやすくなります。
これは英文を読むときなどにも応用できることで、英語の文章も色々な修飾語が付くと長くなってしまって、それを一字一句理解しようとすると脳が混乱してしまいます。
主語述語とか、大きな塊ごとに捉えると、頭が混乱せずにすんなり理解することができます。
これも同じように脳の特性によるものなのです。
このように塊を意識するということです。
記憶力を高める方法 楽しく覚える
7番目の記憶力を良くする方法は、楽しく覚えるということです。
楽しく覚える、人間はやりたくないこと、つまらないことに対してはやる気が出ません。
当たり前ですが、これは脳の中ではどのようになっているかというと、楽しい時、やる気が出ているときというのは、やる気のホルモンであるドーパミンというホルモンが増えています。
ドーパミンとは、快楽や報酬系に関わる神経伝達物質としても知られており、食欲、性欲、依存症、モチベーション、意欲などにも関わっています。
また、ドーパミンの分泌が不足すると、パーキンソン病という神経疾患になることが知られています。
しかしやる気がないときは、ドーパミンが増えません。
ですので、あんまり面白くない勉強だとしても、何かうまく自分の好きなことと結びつけて、極力楽しく覚えるという風にしたほうが、効率よく覚えることが可能になります。
記憶力を高める方法 他の感覚を活用する
8番目の記憶力を良くする方法は、他の感覚を活用するということです。
例えば、文章を読んだりするときというのは目を使うわけですが、目で見て覚えるだけでなくて、たとえば声に出せばその声が自分の耳に入ってきて、耳からも情報が入ります。
あるいは他の人が話している音声教材、そういったものを聞くと、また違った刺激が自分の耳に入ってきます。
あるいは、同じ自分の声でも自分がリアルタイムでしゃべっているものではなくて、自分の声を録音してそれを聞いたりすると、また違った感覚でそれが耳から入ってきたりします。
あるいは紙に書いて見るというのも、本を読むのとはまた違った刺激になるわけです。
そののようにいろいろな感覚を活用すると、記憶を定着しやすくなります。
記憶力を高める方法 運動機能を活用する
最後、9番目の記憶力を良くする方法は、運動機能を活用するということです。
よく昔から体で覚えろみたいな表現がありますが、実はこれは体で覚えているわけではなくて脳で覚えていますが、例えば漢字を覚えるとき、ただじーっと見ているだけでは覚えられませんが、書いてると
自然に覚えて指が勝手に動くようになります。
そういうのが運動機能を通じて脳が覚えてくれているわけです。
そのようなものを活用するということです。
例えば手で書くとか、あるいは喋るなどを繰り返していると、自然に文字が書けたり言葉が出てくるようになります。
そのように運動機能を活用するということです。
昔から言われる表現で言えば、体で覚えるということです。
そういったやり方を活用するということになります。
まとめ
記憶力がアップする9つの秘密ということでお伝えして行きました。
復習すると、
1番目は脳に刺激を加える
2番目は反復する
3番目を理解して覚える
4番目分関連付けて覚える
5番目は衝撃的に覚える
6番目は塊で覚える
7番目は楽しく覚える
8番目は他の感覚を活用する
9番目は運動機能を活用する
という話でした。
この記事とは違った視点での記憶術アップ法をお知りになりたい方は、こちらの記事をご覧ください。
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