睡眠不足の意外な原因とは?睡眠時間と活動時間【東大ドクター 森田敏宏先生が教える】

今日は睡眠不足の意外な原因とはという話をします。
忙しくて睡眠時間が十分取れない、あるいは長く寝ようと思ったが、予定より早く目が覚めてしまったなどという経験が誰にでもあると思います。
しかしこのような時は、いわゆる寝不足となります。


睡眠時間が不足すると

睡眠時間の不足を気にする人が多いですが、そういう時にはどうするかというと、結論としてはあまり気にする必要はありません。
ベッドに入って眠ってから、3〜4時間しか経ってないのに目が覚めてしまい、全然眠れないという場合は、そのまま起きても大丈夫です。
最近の研究によると、最初の3時間熟睡できれば、十分疲れがとれると言われています。
自分で寝ると決めた時間の睡眠が取れなかったとしても、あまり気にする必要はないということです。

睡眠不足解消には短い時間、仮眠をとる

ただ早めに目が覚めたとして、何が起こるかというと日中眠くなることがあります。
その場合、5分から10分ほど短い仮眠をとるのがオススメです。
寝不足を気にする人は、仮眠など昼寝も長く取らないと疲れがとれないと考えている人が多いですが、短い仮眠で十分です。
軽い眠気をとることができます。
それだけで脳がすっきりしますので、ぜひ短い仮眠を試していただくのがオススメです。

睡眠時間と活動時間

日中、短い仮眠で眠気をとったとしても、夕方以降に疲れを感じてくることがあります。
「やっぱり今日は寝不足なんだな」と思うのですが、ここには意外な原因があります。
それは何かというと、起きている時間が長いということです。
こんな「チコちゃん」みたいな答えですが、朝早く目が覚めたら、当然活動する時間が長くなります。

私がいつもお伝えしているように「自己管理シート」をつけているわけは、睡眠時間などの記録をとっているからです。

1日は24時間です。
その24時間から睡眠時間を引いた時間が、人間が起きて活動できる時間です。

これを可処分時間といいます。
活動可能な時間と表現しても良いですが、就寝時刻と起床時刻をつけると睡眠時間がわかります。
24時間から睡眠時間を引くと、自分が起きて活動できる時間がわかるわけです。
8時間寝ると、活動できる時間は16時間ということになります。
もし3時間しか寝ないで目が覚めたら、21時間活動できることになるわけです。
つまり睡眠時間が少ない分、活動する時間が長いわけですから、長時間起きて活動していれば、疲れるのは当たり前なわけです。
人間はそんなに長時間働き続けられないので、夜になったら当然疲れてきます。

それは特別病気なわけでもないですし、不足がたたって調子がおかしいということではないです。

まとめ

結論としては、あまり睡眠時間の不足を気にする必要はないということです。
そんなに忙しくなくて、睡眠時間を十分とる余裕があるのであれば、しっかり睡眠時間を確保した方がいいでしょう。

またいつもお勧めしていますが、先ほど話した自己管理シートをつけると、自分に合った睡眠時間を見つけることができますので、それも是非試していただくといいと思います。

 

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