今日は、『これが本当の腸活!腸を動かす方法』という話をしたいと思います。
腸は自力で動かせない?
私はよくハワイに行きます。
ハワイと日本は、時差は19時間です。
ピンと来ないかと思います。
1日は24時間なので、24−19=5時間になります。
つまり、1日遅れて5時間進んでいるので、曜日とか日にちを無視して考えれば、ハワイの方が5時間進んでいるイメージになります。
この5時間のずれ(時差)によって何が起こるでしょうか?
朝なのに腸がなかなか動き出さないといったことが起きてきます。
ハワイの朝は、まだ日本では夜中なのです。
ハワイの朝6時は日本の夜中の1時になります。
私たちの体には、体内時計というものがあります。
体内時計が適応するのに数日かかるわけです。
例えば、朝、規則正しくトイレに行っている方は、時差があると、最初の数日は、なかなか腸が動き出さないというような現象が起きてきます。
では、腸を動かすにはどうすればいいか?
私たちの体の中にある内臓は、自分の意思で動かせるものはほとんどありません。
例えば、心臓とか、肝臓とかがあり、自分の意思では、動かすことはできません。
唯一、コントロールが可能なのは、肺(呼吸)です。
呼吸は、意識して早めたり、ゆっくりしたりすることができます。
しかし、他の臓器は、自分の意思で動かすことはほとんどできません。
腸も、動けと念じて動かしたりすることは基本的にはできません。
どうすれば腸を動かせるでしょうか?
簡単な腸の動かし方
腸を動かす方法は、実はとてもシンプルです。
食事を摂ればいいのです。
腸は自分の意志で自由に動かせるものではありませんが、食べ物が胃や腸に入ると、それを消化するために自然と動き始めます。
つまり、私たちが意識しなくても、内臓は自律的に働いてくれるのです。
たとえば私の場合、日本にいるときは、朝食をとってから2時間以内に腸がよく動きます。
この時間帯にトイレに行きたくなることが多く、自己管理シートに生活リズムを記録していくと、この傾向がはっきり見えてきました。
こうした観察をもとに、食事のタイミングを調整することで、腸の動きをある程度コントロールすることが可能になります。
たとえば、朝にジョギングをする日、途中にトイレが見つからないような状況では、出かける前に何も食べないようにしています。
食事をとらなければ腸が動き出さないため、トイレに行きたくなるリスクを減らせるからです。
逆に、出かける前に早めにトイレを済ませておきたい日もあります。
たとえばゴルフなど朝早く出かける場合は、少し早めに食事をとります。
そうすると腸も早く動き始め、外出前にトイレを済ませやすくなるのです。
もちろん、すべてが思い通りにいくとは限りませんが、食事のタイミングによって腸の動きをある程度コントロールすることは十分可能です。
私の場合、何も口にしていない状態で急にトイレに行きたくなることはほとんどありません。
そのため、食事によって腸の動きをコントロールできている実感があります。
ただし、海外旅行などで時差の影響を受け、体内リズムが乱れたときはこのコントロールが難しくなる場合もあります。
食事では集中力を高めることもできるのでこちらもどうぞ
↓
体内時計のずれは食事の時間帯?
まずは、体内時計を早くリセットして、現地の時間に合わせる必要があります。
体内時計をリセットするのに、何が有効かを考えてみたいと思います。
体内時計をリセットするのに有効な方法は、
- 光を浴びること
太陽の光を浴びることによって体内時計が、リセットされやすくなります。 - 運動
朝日を浴びて運動すると体内時計がリセットされやすくなります。 - 朝食
重要なことで見落とされがちです。
朝食をしっかり食べることが、体内時計をリセットする上で重要なポイントになります。
朝食の内容は、野菜・タンパク質だけでなく、炭水化物もしっかり摂った方がいいと言われています。
しっかり朝食を摂ると、早く体内時計をリセットできます。
リセットできた後は、食事のタイミングをずらしたりすることによって、ある程度腸の動きをコントロールできるようになります。
パッと聞いた方は、なかなか理解できないかもしれません。
私の講座でお伝えしている自己管理シートをつけて、日々の行動と結果を振り返ると、気づきが得られるようになり、健康になります。
ブレインヘルスでは、腸の機能を高めて、健康を保つ習慣を学ぶことが出来ます。
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