食事と運動で健康寿命を伸ばす!薬や手術はもういらない?!

今日は薬や手術では健康寿命は伸びないという話をします。
近年、健康寿命というのが注目されるようになりました。
健康寿命とは、WHOが提唱した新しい指標で、平均寿命から、寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間、要するに人生の中で健康で元気に活動している期間になります。


平均寿命と健康寿命

寿命

日本人は平均寿命が延びたと言われていますが、男性の場合平均寿命が80.98年、それに対して健康寿命が72年です。
女性も平均寿命87年ですが、健康寿命は74.79年ということです。

男性の場合、平均寿命と健康寿命の開きが約9年です。
女性の場合は、なんと約12年ということです。

要するに、今や人生の終盤は、寝たきりや認知症、そこまでいかなくても誰かのお世話になって生きていくのです。
どのようにしたら解決できるかを、私の経験を踏まえて話をしていきましょう。

手術後に大事な食事と運動

リハビリ

かつて私は、心臓のカテーテル治療に携わっていました。

これは、動脈硬化によって狭くなった心臓の血管を広げる治療です。

血流が悪くなると、患者さんは胸の苦しさを感じ、少し動いただけでも息苦しくなり、活動が制限されてしまいます。

私は「治療を受ければ、皆さん元気になり、活動的になってコレステロールや血糖値も改善するだろう」と考えていました。

しかし、外来で経過を診ると、改善しない患者さんが多く、データを取って調べたところ、むしろ悪化している人もいることがわかりました。

全体的な平均を見ると、期待したほどの改善は見られなかったのです。

なぜ改善しないのかを考えてみると、いくつかの理由が浮かび上がりました。

一つは、心臓病と診断されたことで「運動をしてはいけないのではないか」「動くのが不安だ」と考え、かえって活動量が減ってしまっていることです。

また、コレステロールや血糖値を下げる薬を処方しても、きちんと服用していない患者さんもいました。

いずれにしても、薬や手術だけでは十分に元気になれないことが明らかになりました。

最も大切なのは、患者さん自身が意識して食事や運動などの生活習慣を改善することです。

それによって、健康寿命を延ばすことが可能になるのです。

 

食事回数でも健康になることができることについてまとめた記事はこちら

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加圧トレーニングの様々な効果

私は患者さんを診察しながら「このままではいけない、なんとか体質を改善しないといけない」と考えて、導入したのが加圧トレーニングです。
加圧トレーニングをやれば、生活習慣病の患者さんの体質を改善できるだろうと、導入しました。
加圧トレーニングは、生活習慣病だけでなく、高齢者や体の弱った患者さんのリハビリにとても有効だということも分かりました。
さらに他の健康法も組み合わせていったところ、元気になる人が続出したのです。

また、私の講座にはダイエットの講座はありませんが、結果的にダイエットに成功する人が続出するようになりました。

まとめ

結論としては、病院に行って手術をしたり薬を貰っても、それだけでは健康にはなりません。
健康寿命を延ばして、最終的に死ぬまで元気で活動できるためには、やはり食事や運動が大切だということです。

食事や運動を気をつけていかないと、健康寿命を延ばすことは出来ません。

あくまで、病院というのは病気の治療をするところです。
病院に行っただけでは、健康になれないということが今回の結論になります。

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ブレインヘルスでは、身体の機能を高め、健康寿命を伸ばす方法を学ぶことが出来ます。

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