「学習が、はかどる環境とは」という話をします。
以前、「リビングで勉強すると成績が上がる」というような話題がありました。
この中でも、子供4人を東大理3に合格させたお母さんが話題になりました。
いわゆる「佐藤ママ」と呼ばれる人です。
どのようなことをしたかというと、リビングに学習机を置いて、テレビは置かないというものです。
徹底して、子供をリビングで勉強させた結果として、三男一女、子供4人が難関私立中学から、東大理3に合格したということです。
良いといわれているリビング学習という環境
このような事例などもありまして、「リビングで子供を勉強させるのがいい」ということが話題になったのです。
なぜリビングがいいのかというと、食事などが終わったら、すぐに勉強に取り掛かることができるという利点があります。
子供も小さい時から、このような環境においておけば、勉強するのが当たり前だというふうに思い込むということです。
また個室だと、親の目が行き届かないので、どうしても子どもが遊んでしまう、勉強をサボってしまうということがあります。
それも防ぐことができるというメリットが、あるのではないかと思います。
集中するための環境とは
「集中するためには、どのような環境がいいか」を考えてみましょう。
どちらかといえば、余分な刺激がない環境の方が好ましいと言えます。
余分な刺激とは何かというと、騒音などのことです。
このような余分な刺激があると集中できない可能性があります。
では個室の方が良いかというと、個室のデメリットとして、ゲームなどの遊び道具が置いてあると、親の目も行き届かないため、やはりそちらの方に注意が向いてしまって、ついつい遊んでしまうというこ
とが起きてきます。
集中するために、勉強と関係ないもの、ゲームや、おもちゃなどは、個室には一切置かないようにしましょう。
また、リビング学習のデメリットは、生活音などの問題がありますが、それでいい成績を挙げた子どももいるという点では、リビングでも個室でも、どちらでもOKだと私は考えます。
どんな環境でも集中できる
なぜ、どちらでもOKかと言うと、人間というのは、どんな環境でも集中することは可能だからです。
例えば、皆さんも経験があると思いますが、カフェなどで周囲が騒がしくても、勉強や仕事に集中できたことがあるのではないでしょうか?
私たちの脳というのは、色々な情報が入って来ても、それを取捨選択して、自分に必要なものだけに集中するということが可能なのです。
私も浪人時代は、千葉県の成田市から、東京の市ヶ谷まで電車で片道2時間近くかけて通っていましたが、その電車の中で勉強をしていました。
静かな環境ではありませんでしたが、集中して勉強することが出来ました。
この事から、実際はどんな環境でも集中することは可能なのです。
さらに言えば、決まった環境だけで勉強するのではなく、どんな環境でも勉強できるようにした方がいいと思います。
なぜかというと、集中できる環境、恵まれた環境でしか勉強できないとなると、勉強する時間自体が限られてしまうからです。
先ほど言ったように、私の場合、机に向かう時間が十分取れなかったので、電車の中でやむなく勉強しましたが、もし「勉強は机に向かってするもの」という思い込みがあったら、このようなことはできな
かったわけです。
そうすると、勉強時間も半減してしまって、成績は上がらなかったと思います。
以上より、ある程度勉強時間を確保するために、どんな環境でも集中して勉強できるようにした方が良いでしょう。
その方が結果的には、成績アップにつながるはずです。
時間も工夫する
他には、「時間がないので、勉強出来ない」とおっしゃる方が多いのです。
しかし、電車の中で勉強するなど、通勤通学の時間なども工夫すれば、かなり勉強に使うことができますので、工夫して取り組んでいただくと、効率が良くなるでしょう。
関連する記事はこちら↓
受験直前にやってはいけない!3つのこと【東大ドクター 森田敏宏先生が教える】
受験に勝つ!生活習慣!守るべき3つのこと【東大ドクター 森田敏宏先生が教える】
ブレインヘルスでは、脳を鍛えて集中力をアップする方法を学ぶことが出来ます。 ▼ ▼ ▼ ▼
東大ドクター 森田敏宏先生の『脳から健康になる7つの法則』プレゼント
痛くない!疲れない!
東大ドクター 森田敏宏先生の『東大式 最高の健康法』
『脳から健康になる7つの法則』(PDF版)を今なら無料プレゼント
お申し込みは今すぐこちらから!