視点を変えることで脳の機能を高めよう!

今日は、「視点をずらしてみよう!」という話をします。

稀に一方通行を車で逆走してしまうことがあります。

そうすると、出口のところにお巡りさんがいて、そこで止められて切符を切られてしまうようなことがあります。

実際に、それで捕まった経験のある方もいるのではないでしょうか?

ルールなので、自分が間違えたのだから仕方がありません。


一方通行の出口で待ち伏せ?

出口

一方通行には入り口と出口がありますが、間違って進入して一方通行の終わりまで走った所にお巡りさんが待ち構えているような状況です。

しかし、これを待ち伏せして点数稼ぎをするというのは、せこいのではないかと捉えることもできるわけです。

本来であれば待ち伏せするのではなく、間違えやすい一方通行に進入しないように、注意をしてあげるべきです。

その場合、点数は稼げませんが、その方が交通安全のためにはいいわけです。

しかし日本の警察は、このような取り締まりをやっていることがよくあります。

警察と医者が同じようなことを・・・

実はこれと同じようなことを、お医者さんもやっているのです。

病院へは、病気になって具合が悪くなってから行く人がほとんどです。

これを、先ほどの一方通行の状況に当てはめます。

健康という道を、逆走している状態です。

健康に向かう道を逆走して、どんどん病気の方向に向かっている状況が、病気になったら病院に行くということです。

ここで待ち構えているお巡りさんとお医者さんは、同じような位置関係とか立場のような状況にあるわけです。

視点を変える

視点

これを、少し視点を変えて考えてみたいと思います。

病気を治すには病院に行くしかない、お医者さんしかできないと思いがちですが、必ずしもそうではありません。

先ほどの一方通行のケースと同じで、逆走する前に止めてくれれば良いのにと捉えることもできるのです。

私が専門としてやっていたのは、心筋梗塞とか狭心症の患者さんを治療する仕事でした。

特に心筋梗塞の患者さんは、心臓の血管が突然詰まって救急車で病院に運ばれてきたりするわけです。

ですからいつ患者さんが来るかわからないような状況で、常に待機するという仕事をしていました。

先ほどのおまわりさんに例えれば、心筋梗塞の人が来るのを待ち構えているような状況だったわけです。

今は全く別のことをやっているように見えますが、実はやっていることの本質は同じです。

病気がひどくなる前に

そのような、病気がひどい状態になる前に、食い止める取り組みをしています。

一方通行で言えば、その先までいかないでもっと早い段階で食い止める、あるいは逆走しないようにしてあげる取り組みです。

よく病気度のグラフを使いますが、年齢が進むと病気になりやすくなります。

個人差はありますが、段々病気になりやすくなるわけです。

先ほど申しましたが、心筋梗塞になってから治療するのは、だいぶ病気が進んでから処置をするだけです。

それでは、病気度のグラフの傾きを大幅に変えることはできません。

今、私がやっているのは、もっと早い段階で何らかの介入や取り組みをすることにより、

  •  病気度のグラフの傾きを大幅に下げる
  •  病気にならないようにする
  •  元気になるようにする

ということをしているわけです。

そうすると結果的に心筋梗塞とか重い病気になる人は、将来的に減るはずです。

しつこいようですが、一方通行の健康という道を逆走する人を減らす取り組みをしています。

このような発想は、一つの視点だけで物事を見ているとなかなかできません。

視点をずらしたり、あるいは高い視点で物事を捉えると、このような発想が出てきます。

学校の先生が、現場で生徒に教えるのは普通のスタイルだと思います。

しかし、必ずしもそれがベストかどうかはわかりません。

例えば東進ハイスクールのように、ビデオを使った講義をすることによって、より多くの人に、良い指導法を広げることもできます。

こうしたことも、少し視点を変えることによって、アイディアが生まれてくるのです。

一つの見方、視点に凝り固まらず、高い視点から物事を捉えたり、違う視点から見てみることを、常に意識していただくことをおすすめしたいと思います。

 

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