仕事がつまらないを解消する方法という話をしたいと思います。
仕事がつまらないとか、こんなはずではなかったと思ったことが誰しもあるのではないかと思います。
特に若い人は夢や希望を抱いて会社に就職しますが、こんなはずではなかったと思う人も多いと思います。
では、どうすれば仕事がつまらないという思いを解消できるか?
自分が「つまらないと思っている仕事」を、やりがいのある仕事、楽しい仕事に変えることができるかということを3つのポイントで考えてみたいと思います。
どんな仕事も本質は同じ
まず1つ目のポイントは「どんな仕事でも本質は同じ」ということです。
例えば、「飲食店での仕事」と「トレーニングジムでの仕事」は一見全く別物に見えます。
しかし、どちらも集客が必要になりますし、お客様が来たら自分の商品を提供するのです。
集客をして、お客様にお金を払ってもらうという点でやることは同じです。
最近、よく聞くのは「これは私がやりたかった仕事ではない」と言って、あまり長く働かずに辞めて転職する人です。
残念ながら、こういう人は転職しても結果を出せないことが多いです。
なぜかと言うと先ほど言ったように、どんな仕事も本質は皆同じだからです。
目の前の仕事で成果を出すということが大事です。
なぜならば、転職をしたとしても「この人は前の職場でもこれだけの成果を出している、これなら大事な仕事を任せられるだろう」と経営者側が判断するからです。
「前の職場は自分がやりたかったことではなかった」と全然働かなかった人が転職を希望しても、そういう人を採用する企業は殆どないのです。
まず大事なのは、目の前のことをまず成果を出すように頑張るということです。
全ての仕事は医療である
2つ目のポイントは「全ての仕事は医療である」ということです。
時々「私もお医者さんになりたかった」という人がいます。
しかし、医療だけが人の生き死にに関わるわけではありません。
例えば、美味しい食事を提供する仕事です。
その料理を食べた人は気分が良くなります。
体に良いものを食べて、健康になることができます。
美味しい食事、体に良い食事を提供することが、その人の生き死にに関わっているのです。
いつもおいしい食事を提供してもらえれば、その人は元気になって長生きできる可能性が高くなるのです。
あるいは、作家の人もそうです。
その作家の本を読んだ人が、感動して前向きに生きられるようになり、元気に長く生きることができたら、やはり生き死にに関わっているのです。
医療だけが人の生き死にに関わっているのではありません。
どんな仕事も、相手の人生に関わっているのですから「こんな仕事は」などと思わず、プライドを持って「自分はこの人の人生にいい影響を与えてるんだ」と考えた方がいいと思います。
今の仕事は建設的か?
3つ目のポイントとして「今やっている仕事が、社会にとって建設的かどうか」という視点を持つことは、私たちが仕事を選ぶ上で非常に重要です。
ここでいう「建設的」とは、単に物事を支持したり、推進したりするだけでなく、社会全体の持続可能な発展に貢献するという意味合いが強いと言えるでしょう。
例えば、医療の現場は、高齢化社会を迎えた日本では特に重要な役割を担っています。
しかし、高齢者医療に多額の費用が投じられる一方で、若年層や中高年の医療への投資が不足しているという問題も指摘されています。
もちろん、高齢者の健康維持は大切ですが、医療資源の配分を考えれば、全ての世代が健康でいきいきと暮らせる社会を目指すべきではないでしょうか。
私は、医療の現場を離れたのは、このような理由からです。
高齢者の寿命を延ばすことは大切ですが、医療行為が必ずしもQOL(生活の質)の向上に繋がるわけではありません。
長期間の入院は、かえって体力を低下させ、認知症のリスクを高める可能性もあります。
つまり、医療資源を投入する場所や方法を見直すことで、より多くの人の健康に貢献できるはずです。
皆さんの仕事も同様です。
自分の仕事が、社会全体の幸福度を高めることに繋がっているのか、それとも特定の層にしか利益をもたらさないのか、一度立ち止まって考えてみてください。
もし、自分の仕事が社会にとって必ずしも建設的ではないと感じたなら、転職も一つの選択肢です。
社会のために貢献したいという気持ちがあれば、必ず自分に合った仕事が見つかると信じています。
まとめ
・1つ目のポイントは「どんな仕事も本質は同じ」
まずは目の前の仕事で結果を出しましょう。
・2つ目のポイントは「全ての仕事は医療である」
どの仕事も人の生き死にに関わっているので、プライドを持って取り組みましょう。
・3つ目のポイントは「今やっている仕事が建設的かどうか」
仕事が建設的でない場合は思い切って辞めるというのもありですし、建設的なら一生懸命やりましょうという話をしました。
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