皆さんは体調が悪い時にどのような行動を取りますか?
寝れば治るという人もいれば、
むしろ身体を動かした方が良いという方もいるかも知れません。
しかし、やはり病院に行く人が多いのではないでしょうか?
そして、病院に行き、ほとんどのケースで薬を出され飲むと思います。
そこで今回の記事では、『飲んではいけない薬トップ3』という話をします。
生活習慣病の薬は飲むべきではない?
生活習慣病という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
この生活習慣病は、主だったものとして糖尿病、高血圧、そしてコレステロール、今は脂質異常症という呼び方になりましたが、『糖尿病』『高血圧』そして『コレステロールの異常値』の3つが3大生活
習慣病と呼ばれています。
こうした病気については、本来、まず食事療法や運動療法をして、それで改善できなかったら薬を飲むというのが正しい順序です。
しかし、病院に行くと、多くの人がすぐに薬を出されることが多いのではないかと思います。
あなたは飲む?病院で処方された薬
例えば健康診断で「コレステロールが高いです、精密検査をしてください」と言われて病院に行ったとします。
「あなたはコレステロールが高いので薬を飲んだほうがいいですよ」という話になることが多いです。
しかし、本来は食事療法、運動療法などをして体質改善をはかった方がいいです。
なぜなら、薬というのは副作用が必ずあるので、できることなら飲まないで済んだ方がいいからです。
今、生活習慣病の患者さんが、どのくらいの数いるかというと、2017年の統計では、糖尿病の患者さんが300万人以上、高血圧は1000万人近く、そして脂質異常症、コレステロールや中性脂肪が高い人も
220万人ということです。
非常に多くの方が生活習慣病を患っています。
それらの病気に対する処方箋、薬を飲むことで具体的にどんな副作用があるのか、少し見ていきたいと思います。
高血圧の薬
まず見ていくのは高血圧です。
高血圧は患者数も一番多いのですが、比較的良い薬が多く、副作用が少なくて効果的な薬が多いです。
例えばカルシウム拮抗薬というのがあります。
これは昔からある薬です。
カルシウムが何をしているかというと、筋肉の細胞の収縮に関わっています。
カルシウムの動きをブロックすることによって筋肉の収縮が弱くなり、筋肉が緩むのです。
拮抗薬(かっこうやく)とは、ある化学物質の作用を妨げたり、逆転させる作用を持つ薬剤のことを指します。
血管も実は血管平滑筋という筋肉で出来てまして、血管の筋肉を緩めることによって血管が拡張するというメカニズムになっています。
その代わり、やはり多少の副作用があります。
血管が広がっていることによって、むくみやすくなったり、顔が火照るようになることもあります。
比較的重篤な、命に関わるような副作用は少ないです。
ただ、薬が効きすぎて血圧が少し下がり過ぎてしまうなどということは稀にありますが、あまり命に関わるような副作用は少ないです。
糖尿病の薬
次に、糖尿病についてお話しします。
糖尿病の患者さんは非常に多いですが、この病気には2種類のタイプがあります。
それが、1型糖尿病と2型糖尿病です。
1型糖尿病は、血糖を下げるホルモンである『インスリン』がもともと体内で分泌されないタイプです。
そのため、血糖値が下がりにくくなります。
一方、2型糖尿病は後天性のもので、当初はインスリンが正常に分泌されていたものの、インスリン抵抗性という状態が進行し、インスリンの効果が徐々に低下して、最終的に血糖が下がらなくなるタイプです。
2型糖尿病の方が、患者数は多い傾向にあります。
糖尿病の治療薬は、巨大な市場を形成するほど多岐にわたります。
これらの薬の目的は血糖値を下げることですが、ほとんどの薬には低血糖発作、つまり血糖値が過剰に下がるリスクがあります。
低血糖が進行すると、場合によっては意識を失う危険性もあります。
そのため、糖尿病にならないように、日頃から体質改善に努めることが最も望ましいのです。
脂質異常症(コレステロール)の薬
糖尿の薬もなるべく飲みたくない薬なのですが、一番飲みたくないのはコレステロールの薬です。
コレステロールは、体の細胞をつくるために必要な物質であり、肝臓や腸などで作られます。また、食べ物にも含まれています。
意外と知られていないのですが、例えば〇〇スタチンという名前の薬がたくさんあります。
この薬が発表された時は画期的な薬と言われていました。
コレステロールが作られる途中の酵素をブロックするのです。
酵素は生物の触媒で、化学反応を速めるタンパク質です。特定の物質に結合して、反応を助けます。
それによってコレステロールを作る量が減るので、劇的にコレステロールを下げることができます。
この薬が登場するまでは、コレステロールの高い患者さんは値を下げるのに非常に苦労していました。
この薬が登場した後、さらに効き目の強い薬が開発されて、劇的にコレステロールが下がるようになりました。
しかし、副作用があります。
この薬を飲むことで、一番怖い副作用は横紋筋融解症というものです。
簡単に言うと筋肉、先程の血管の筋肉のような『平滑筋』ではなく、体を動かす『横紋筋』という筋肉が溶けてしまう病気です。
これは怖い病気です。
もちろん、頻繁に起きないので、認可されいるのですが、まれに起きる心配があります。
こういうことが起きるということは、この薬自体が筋肉に何らかの影響を及ぼしています。
非常に怖い副作用です。
私個人としては、今のところ特に病気はないので薬は飲んでいませんが、極力こういった薬は飲みたくないし、飲んではいけないと思います。
まとめ
結論として、とにかく薬に頼る前に、なるべく体質改善をした方がいいです。
私の講座では、食事の仕方や運動の仕方を総合的に、かつ薬に頼らないで健康になる方法をお伝えしています。
ご興味のある方は、説明会などに参加していただけるとよろしいかと思います。
あくまで薬に頼るのは、どうしても仕方がない場合だけに限ったほうがいいでしょう。
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