脳を鍛えるためには運動しかない!

を鍛えるには運動しかないという話をします。

このテーマですが、以前にも別の記事として掲載したことがありまして、非常に好評いただいていました。

実は今コロナによって私たちの脳は脅かされているのです。

その事をお伝えするために、さらに内容を詳しくして改めて記事にいたします。


コロナと認知症

コロナ

先日テレビのニュースで、コロナによって認知症が増加しているという話題を取り上げていました。

なぜかというと、コロナの感染を恐れて高齢者の方が自宅に引きこもっているのです。

当然、体力が低下し、認知症も発症しやすくなってしまうのです。

私はこうなることは予想していたのですが、今それが明らかになってきています。

コロナと認知症のことに関して、私のセミナーに参加しているメンバーの人から、このようなコメントをいただきましたのでご紹介したいと思います。

『「高齢者の認知症や筋力低下が増えている」との先生のご指摘ですが、私もこの半年それを心配しておりました。

以前のセミナーで、先生のお話を伺って長引くだろう自粛生活に備えて、私ども2人は東京都〇〇区から直ちに静岡県の〇〇に疎開しました。

以来半年余り地産地消の食生活に恵まれ、温泉に浸かりながら体の喜びを感じる日々でした。

喘息持ちの夫を心配して5月のセミナーは初のオンライン参加、リアル参加以上に集中できたようで全国の皆様と初めてつながった実感がありました。

自己実現に真剣に取り組む皆様に力をいただいて、翌朝から朝ラン開始、夫も加わって夏の間も朝の1時間を体力維持に努めることができました。

東京の活動もやっと復活し始めた10月から、東京都〇〇区中心の生活に戻って驚いたこともありました。

親しかった何人もの人たちに顕著な認知症状が出ていました。

フォークダンスサークルのメンバーは減少し、出席者の多くも以前の活発さから大きく後退していました。

「あの人が半年の間にこんなに」「いつも力強く私をリードしてくれていたこの人が私のリードを待っている」

自粛生活を強いられた身近な人たちの変容に心痛めつつ、全国の高齢者問題が私の大きな関心事となっております。

加圧ベルトを注文し、ジム通いを日程に入れて私どもは体力維持に努めます』

ということなのですが、要するにまとめますと、コロナの前はすごく元気だった人が、この半年間コロナのために自粛生活を余儀なくされて、その間に認知症になってしまったということが、身近で起こっ

ているということです。

皆さんの周りにもこういう人がたくさんいる、自分の親や、おじいさん、おばあさんたちが、今こういうふうになりつつあるという、恐ろしい事態が起きているのです。

ダンス

脳の活動と運動

私は以前から「運動の有効性」について話をしています。

特に「朝ラン」という朝走るジョギングです。

そして加圧トレーニング、最近は特にコロナ問題になってからは、HIIT(高強度インターバルトレーニング)です。

こういった運動をお勧めしています。

ところで、「脳を鍛えるには運動しかない」という本があります。

出版されてからだいぶたちますが、この本の中に運動の有効性、色んな事例が紹介されています。

例えば、アメリカのシカゴ西にあるネーパービルセントラル高校というところでは、0次元体育というものを行っていて、ストップウォッチと心拍計を装着してトラックを4周します。

できるだけ早く走って心拍数を185以上にします。

これは高校生ならできますけど、こんなに心拍数あげられませんから、大人の人はやらないでください。

これをやったら、なんとやらないグループにくらベて読解力と理解力が大幅に向上したということです。

そしてACTという、アメリカの大学入学学力テストの平均点が州の平均より20.1点も高くなったそうです。

”衝撃”の事実

衝撃

その他にも面白い報告がありまして、

『”衝撃”の事実!ジョギング・ウォーキングの効果は脳への”衝撃”によるものだった!!

頭への適度な”衝撃”が脳機能を調節維持することが明らかになった!!』

というものですが、これは実験でネズミに運動の代わりに、頭を上下に振動させる衝撃を加えたところ、運動したのと同じような効果が表れたということです。

私たちはジョギングする時も頭が振動するのですが、実はそれが脳に良い効果を及ぼしているのではないかというものです。

これが本当かどうかというのはわかりませんが、いずれにしても運動が脳に好影響を及ぼすということは間違いないです。

私は常々「運動は大事です」ということをお伝えしています。

その他にもこのような質問をもらったことがあります。

『私自身が精神的な落ち込みで、体を動かすことも、考えることも、文字を読むことも難しかったところから、薬を使わず血糖を上げない食事と散歩、筋トレを1年続けたことで普通の生活ができるように

なりました。

病院で入院と薬物療法を勧められていた私ですが、なぜここまで改善したのか知りたくて、脳と心について調べていたところ、先生のサイトに出会いました。

将来は医師になり、人生をかけて自分の経験を生かし社会に貢献したいです。

なんとしてでも目標を達成したいので、アドバイスをお願いします。』

といったものです。

質問というより大半が成果の報告ですが、この方も薬物療法などせずに、運動や食事療法をしたところ劇的な改善をしました。

そのような理由から結論としては、皆さんもっと運動しましょうということです。

私が今まで検証してきた中で特に有効なのは、この朝ランと加圧トレーニングそしてHIITです。

この3つは特に効率的で有効ですので、積極的に取り入れていただいたたらと思います。

遺伝子的にも体を動かそう

私たちはこの文明社会で交通機関なども発達して、あまり体を動かさなくなりましたが、ほんの1000年2000年前は走り回っていたので、原始時代は狩りをしたりして、ひたすら走り回っていたので

す。

お腹が空いても獲物を捕まえなければ、お腹を満たすことができないので必死で走り回っていたのです。

まだ私たちはそういう遺伝子が残っています。

遺伝子というものは、食べ物が豊富になったからといって100年200年の単位では変わらないので、やはり私たちは体を動かさないと脳も活性化できないという性質を持っています。

ゆえにもっと積極的に運動を行いましょうというのが結論になります。

関連する記事はこちら↓

加圧トレーニングは毎日続けていいの?週に何回までならOK?

一を聞いて十を知る秘密【東大ドクター 森田敏宏先生が教える】

運動不足は命取り!座り過ぎで寿命が縮む!

 

ブレインヘルスでは、脳を鍛える運動の方法を学ぶことが出来ます。

東大ドクター 森田敏宏先生の『脳から健康になる7つの法則』プレゼント

痛くない!疲れない! 東大ドクター 森田敏宏先生の『東大式 最高の健康法』 『脳から健康になる7つの法則』(PDF版)を今なら無料プレゼント お申し込みは今すぐこちらから!

▼ ▼ ▼ ▼