完璧主義をやめるだけで時間が2倍に!忙しい人のための時短マインド術

こんにちは。森田敏宏です。
本日は、「時間を2倍にするたった一つのコツ」というお話をいたします。
さて、「忙しくて時間がない」とか、「もっと時間が欲しい」と思っておられる方は、少なくないものと思われます。
本日ご紹介するコツを知るだけで、実際に時間を劇的に増やすことが可能です。
なぜ、そのようなことが可能であるかと言いますと、多くの方が見ようとしているポイントがあるからです。
その点を知り、それに対して正しく対応すれば、時間を増やすことができるのです。
この後、理屈についてご説明いたしますけれども、本当に時間を2倍にすることが可能です。
2倍にするというよりも、それまでかかっていた時間を半分にする、という表現の方が正確かもしれませんが、いずれにせよ、そのようなことが可能です。


時間を2倍にする秘訣は「完璧主義を手放す意識」

そのコツとは何かと申しますと、それはズバリ「完璧主義をやめる」ということです。
これだけで、時間を2倍に増やすことができるのです。
日本人は、もともと完璧主義とまではいかなくとも、真面目な方が多いのです。
私はこの7年間は、よくハワイなどに行っておりましたので、海外の人々の気質、特にハワイの人々ののんびりした、いい加減とも言える性格を身近に感じておりました。
私はどちらかと言えば、そういった風土の方が肌に合うのです。
それに比べ、日本人は非常に真面目です。
そして、それが悪いというわけではありませんが、こと「時間」においては、あまりよろしくないのです。
その真面目さゆえに、多くの時間を失っているという実態があります。

忙しい人こそ知っておきたい、日本とハワイの時間感覚の違い

この点について、解説してまいります。

たとえば、ハワイと日本では、どのような違いがあるか。
これは私の少々特殊な体験ではございますが、よくハワイに滞在していた際、自分が宿泊していない高級ホテルのプールに、宿泊者でもないのにちゃっかり入っていたということがあります。
ハワイには高級ホテルが数多くありますが、そのような場所のプールに、こっそりと入るのです。
ここでは詳細は省略いたしますが、それでも一度も注意されたことはありませんでした。
しかし、これが日本であったならば、どうなるでしょうか。
無断で入る人など、おそらくあまりいないと思います。
仮に、全体の0.01%、すなわち1万人に1人程度だとしても、そのような無断で入る方が一人でもいれば、それを防ぐために、厳重な対策がとられることでしょう。
つまり、追い出したり、入れないようにブロックするなどの措置が取られるわけです。
しかし、ハワイの人々は、そうしたことをまったく気にしていません。
非常に低い確率でルールを守らない人がいるために、莫大な時間と労力を費やしてしまうことになるからです。
また、仮にそれを見逃したとしても、何か困ることがあるかというと、特に何も困らないのです。
余分な時間を使わずに済む、というわけです。

完璧主義を手放す意識が、時間のムダを減らす鍵になる

この例は極端かもしれませんが、細かいことにこだわらず、余分なことに時間を費やさないという意識が、時間の節約に繋がるのです。

さて、「80対20の法則」というものがございます。
これは様々な意味で使われますが、この場合の意味合いとしては、たとえば、あなたがレポートを作成するとします。
その際、全体の8割までを仕上げるのは、比較的容易です。
しかし、残りの2割を完璧に仕上げるのには、同じくらいの時間がかかると言われています。
皆様も経験があるかと思いますが、大まかなところはすぐに仕上げることができる一方、細部を詰めていく作業には非常に時間がかかるのです。
実際、私もこれまでに17冊ほどの書籍を出版してきましたが、原稿自体は1ヶ月ほどで書き上げるのです。
これは、いわば8割に相当する部分です。
そこから、編集者とのやり取りを経て、残りの2割を完璧に仕上げるのに、さらに1ヶ月かかることが多いのです。
したがって、この80対20の法則は、非常に的を射ているのです。

忙しい日常の中で「8割でよし」とする時間術

このように、本を出版するなどの場合は、一字一句間違えないように細かくチェックする必要がありますが、日常においては、そこまで完璧を求める必要はありません。

完璧を目指さないのであれば、8割でよしとすることで、所要時間を半分で済ませることができるのです。
このことを意識していただければ、大きく時間を節約することができます。
たとえば、忙しい朝の外出準備などで、髪型を整えたり、お化粧をしたりと、様々な作業があるかと思いますが、そういったことも8割で良しとするのか、完璧を目指すのかで、所要時間に大きな差が生まれるのです。
化粧や髪型について、完璧かどうかの判断は通常つきにくいものです。
それゆえ、完璧を目指すのかどうかという意識の違いが、所要時間に大きく影響するのです。

まとめ

このように、普段から「完璧を求めすぎない」という意識を持ち、「8割で良し」とするだけで、大幅に時間を節約することが可能となります。
ぜひこの点を意識して行動していただければと思います。

 

 

ブレインヘルスでは、時間管理の正しい方法を学ぶことが出来ます。

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