今日は脳がスッキリやることリストの作り方という話をします。
「いつも忙しくて頭の中が混乱してます」という人は非常に多く、よく相談を受けます。
このような人は、脳の中だけで考えていること自体がよくありません。
では、一体どうしたら、「頭の中をスッキリ整理できるのか」を考えていきたいと思います。
「やることリスト」を作る
記憶に頼ろうとせずに、必ず「やることリスト」を作るべきです。
人間は忘れやすい生き物なので、頭が混乱してしまうのです。
特に「短期記憶」が顕著で、脳は、短い間ものを覚えておき、色々とやりくりをするのが非常に苦手なのです。
なのに、それをやろうとしてしまうので、脳の中が混乱してしまいます。
やらなければいけないことも、すぐに忘れてしまうので、記憶に頼ろうとしないことが大事なポイントになります。
そのために必ず「やることリスト」を作ってください。
何度も見直す
やり残しを防ぐためには、何度もリストを見直しましょう。
やることリストを作ったら、それで終わりではなくて、何度も何度も1日の間に見直してください。
そうしないと、あと1つか2つやらなければいけないことが残っていたとしても、絶対に忘れてしまいます。
人間は、本当に忘れやすい生き物ですので、必ず見直すようにしてください。
見直さないと忘れてしまいます。
1日の最後、やることリストのタスクをやり終えるまで、何度もそのリストを見直すことが、とても大事なポイントになってきます。
タスクの並べ替え
効率よくこなすのには、どうしたらいいかを考えてみます。
やることが少なければいいのですが、こまごまとした「作業タスク」がたくさんあるという方も、少なくないと思います。
皆さん色々とやることがあるでしょうが、それを効率よくこなすためにリストの中からタスクの並べ替えをいたしましょう。
思い出した順にやることを書いていくと、その作業の時間とは関係ない順番にバラバラにやることが並んでしまいます。
そうすると、また脳が混乱してしまうのです。
「なんだかよくわからないけど、やらなければいけないことがたくさんある、どうしよう」という形で頭が混乱してしまいます。
これを防ぐためには、順番を並べ替えます。
ポイントとしては、やることの中に、「時間が決まっている」例えば「打ち合わせ」や「ミーティング」があります。
それ以外に、時間は決まっていないけれども、「その日にやるべきタスク」というのがいくつもあります。
まず最初に、時間が決まっているタスクです。
これを基準にして、例えば「11時より前に、2つくらいタスクをこなせるだろう」ということであれば、11時以前に「タスクA」「タスクB」の予定を入れます。
「ミーティングがあるので、その後の時間にこのタスクをやろう」「15時の打ち合わせが終わったあとに、これとこれをやろう」といった形で、タイムスケジュールに則って、時系列にタスクを並び替えると
脳がすっきりしますので、必ず並び替えをやってみてください。
ほかにも仕事などの効率が上がる方法を紹介している記事はこちら
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タスクの2つのやり方
次に問題になるのは、「いつやるか決まっていないタスク」です。
どのような順番でやるかということですが、この場合は大きく2つのやり方があります。
まず1番目は、重要なものからやるということ。
特に皆さんにとって、重要なタスク、やらなければいけないことがあれば、それを優先的にやるということが一つです。
そして2番目は、簡単なものからやるということ。
簡単なものの方が、とっつきやすいのです。
簡単なものからやっているうちに、だんだん調子が出てきて集中力が高まっていきますので、タスクが素早くこなせます。
大きくこの「2つのやり方」があります。
これも、どちらがいいかは、向き不向きがあります。
どうしても、やらなければいけない重要なタスクというのもありますので、この辺りをバランスよく配分していただくのがいいと思います。
いくつかやり方を試して、やりやすい方法を見つけていただくのがよろしいでしょう。
やることリストの管理
このような「やることリスト」を、どうやって管理するかですが、私の場合、タスク管理のアプリとして「たすくま」というものを使っています。
これは少しマニアックなアプリで、「それぞれのタスクを何時から何時までやったか」など、全てを記録できるようになっています。
しかし、全ての時間を記入している人は少ないので、そこまでやる必要はないと思います。
このアプリのメリットとしては、作業時間や時刻が記録できるということです。
iphone でしか使えませんが、一度買ったら新しい iphone にもデータとアプリを移行することができます。
使い慣れれば、割と便利なアプリですが、デメリットとしては、iphone でしか使えないのと、アンドロイド版も出ていませんし、パソコンとも同期ができないところです。
次に、もう少しポピュラーで定番なのは、todoistというものです。
これはスマホでも使えますし、パソコンでも使えます。
こちらの方が、まだ使いなれたアプリがないという人にはオススメですので、この辺りから試していただいたらと思います。
また、アナログ派の人で、スマホなどでタスクを管理していないという場合は、手帳を使って付箋を貼り付け、付箋にやることを書き込むと良いです。
そうすると、時間順に並びかえることも簡単にできますし、もしやり残したタスクがあれば、次の日のスケジュールのところに、またそれを張り替えることもできますので、そういったものを活用していただけれ
ばと思います。
本質を理解することが大事
本来、アプリよりも、本質を理解していただいて、とにかく書き出して見える化することと、時間順に並び替えて、脳をスッキリさせる
こと、この2つのポイントを抑えてぜひ実践していただきたいです。
「ブレインヘルス」では、もっと詳しいやり方、自分のやるべきことを見極めるために「脳内断捨離」「一人戦略会議」という方法をお伝えしています。
ご興味のある方は、説明会などを受けて頂ければと思います。
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