今回は、頭を良くするための脳機能アップの方法という話をです。
よく能力を高めたい、脳の機能をアップしたいという相談を受けます。
では、俗に言う、「頭が良い」というのは、具体的にどういうことなのか、そのためにはどんな方法が良いのかを考えてみましょう。
頭が良い人とは?
頭が良いと言われる人は、
- ・頭の回転が速い
- ・記憶力がいい
- ・鋭い人
- ・他の人が気づかないようなことをすぐに気づく
こういった人が俗に頭が良いと呼ばれます。
では、どういう脳の機能が関係してるかと言うことを考えていきましょう。
ワーキングメモリーを活用して脳機能をアップする
脳の機能の中でも重要なものに、ワーキングメモリーというものがあります。
このワーキングメモリーとは何かと言うと、頭の中で色々なことをやりくりする能力のことを言います。
例えば、仕事の段取りを、頭の中であれこれと考えたりすることがあると思います。
そういった時に働いてるのが、この「ワーキングメモリー」です。
しかし、実は、人間はワーキングメモリーという能力が低いのです。
そのために、頭の中であれこれ考えると、脳に負担がかかってしまいストレスになってしまいます。
そこで、脳の負担を減らすにはどうしたらいいかということを、お伝えします。
私がいつも推奨しているのはこの脳内断捨離という方法です。
「脳内断捨離」というのは、『頭の中であれこれ考えているものを全部書き出す』という手法です。
ノートに書き出したり、パソコンで打ち出して、全て書き出します。
書き出して「見える化」するという作業の事を脳内断捨離と呼んでいます。
頭の中を全て書き出し、見える化することによって、脳の負担を劇的に減らすことができます。
脳の負担を減らし、脳のストレスを減らすだけでも、脳の機能はアップします。
脳の機能がアップすると、集中力を上げることが可能になります。
脳機能アップの方法:考える
ストレスを減らして、脳の負担を減らす方法は分かりましたが、脳を鍛えるにはどうしたらいいかということもお伝えします。
脳を鍛える場合は、反対のことをやる必要があります。
先ほどの脳内断捨離では、頭の中で考えていたことを書き出す作業をしました。
今度は、逆に書き出さずに頭の中であれこれ考えるということをやって、脳を鍛えるという方法があります。
おすすめなのは詰将棋です。
相手の王様を詰ますゲームが詰将棋というものですが、将棋の駒の動かし方と詰将棋のルールさえ分かれば誰でも簡単にできます。
一手詰から始まって、三手詰、五手詰と、手数が多くなると一般的には難しくなっていきますが、誰でも取り組むことができます。
将棋の駒が並んでいるところを見ながら、頭の中でその先を考えるわけです。
頭の中で考えるので、ワーキングメモリーを鍛えることができます。
この詰め将棋に慣れてくると、駒が勝手に動くような感覚で詰む手順まで分かるという感覚がでてきます。
脳内回路が強固になった状態です。
この状態は詰将棋に限りません。
計算なども慣れてきて、スピードが上がってくると、言葉で考えなくても頭の中で勝手に計算してくれるようなレベルに達していきます。
こういう状態になると、脳の機能はワンランクアップしたような状態になるわけです。
どの分野でも、そのぐらいまで極めていくというのが脳を鍛える上ではオススメだと思います。
脳機能アップの方法:イメージする
もう一つオススメなのは頭の中でイメージを作る方法です。
頭の中で色々考える作業ということになりますが、何がオススメかと言うと、昔からある記憶術がオススメです。
どういう風にやるかと言うと、「自分が覚えたいモノ」と「何か別なモノ」をイメージで結びつけるわけです。
これが基本になっています。
例えば「鎌倉幕府」という言葉を覚えたいとします。
その時に、例えば、「郵便ポスト」と「鎌倉幕府」を結びつけるというイメージを作ります。
鎌倉幕府と郵便ポストを結びつけるのは難しいので、鎌倉幕府と似た音のものを見つけるわけですね。
例としては、「鎌が郵便ポストにグサッと刺さったようなイメージをする」など、この二つの言葉を結びつけて覚えるわけです。
そういった作業を繰り返していくということですね。
そうすると単に字面を文字や文章だけで覚えようとするよりも、イメージを使うことで覚えやすくなり、記憶が定着しやすくなります。
これも慣れてくるとイメージが浮かびやすくなりますし、後で思い出すのも思い出しやすくなってきます。
脳が鍛えられて脳の機能がアップした状態と言えると思います。
まとめ
今日の話をまとめると、いわゆる頭がいい状態、脳の機能が高い状態を得るためにはワーキングメモリーを鍛える必要があります。
そのためには、まず脳の負担を減らすことが大事です。
この具体的な手段が脳内断捨離というのがあります。
また、積極的に脳の機能を高める方法としては、頭の中であえてあれこれ考えるということで、詰将棋をご紹介致しました。
そして、もう一つはイメージを使って行う記憶術をご紹介しました。
頭を良くするためにワーキングメモリーを鍛えて脳の機能をアップしていただければ幸いです。
特に記憶術などは受験の時に役に立ちますし、日常生活や仕事でも役に立つので、うまく活用していただいたらいいと思います。
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