何時間寝るのが良い?睡眠の本当のところ

こんにちは。

森田俊宏です。

今回お伝えするのは、「何時に寝るのが効果的か」と言うことです。

睡眠については本当に多くの人が悩みを抱えています。

この記事をお読みのあなたも、お悩みかも知れません。

是非、最後までご覧下さいね。


7割の人が睡眠の悩みを抱えている

さて、私の講座を受講する方の中にも、『睡眠に関する悩みを抱えている』という人の割合はとても高いです。

そこで、一般的に、どれ位の方が「睡眠の悩み」を抱えているのか調べてみました。

 

ある調査によりますと、働いている男性と女性で、どちらも7割前後の方が「睡眠の悩み」を抱えています。

具体的には、男性が69%、女性が76%の方が、「睡眠の悩み」を抱えているようです。

このように、多くの方が、自分の睡眠に関して、満足をしていないという結果が出ています。

では、どのような悩みを抱えているかというと、

男性の場合は、

  • 寝ても疲れが取れない
  • 睡眠時間が短い
  • 夜中に何度か目が覚める
  • なかなか寝付けない
  • 日中眠くなる
  • 寝起きが悪い
  • トイレが近い
  • いびきをかく
  • 歯ぎしりをする

といった悩みです。

女性に目を向けてもほぼ同様のようです。

このような「睡眠の悩み」を抱えて、皆さんは何とか改善をしようと試みているわけです。

しかし、改善しようと色々試しても、なかなかうまくいっていないために、自分の睡眠に関して満足できていないという状況です。

では、この「睡眠の悩み」をどうやったら改善できるのか?ということを考えていきたいと思います。

睡眠不足は、日中の活動にも大きな影響を与えます。

是非、こちらの記事もご覧下さい。

日中のパフォーマンスを上げるために睡眠を劇的に効率化する方法

睡眠のゴールデンタイムの真実

まずは、睡眠時間をしっかりとるということが、やはり基本になります。

つまり、何時に寝て、何時に起きたらいいのか?ということが基本です。

睡眠時間について、何時間寝るのが良いのか?

と言うことについてですが、

昔からよく『睡眠のゴールデンタイムは、夜の午後10時から午前2時』と言われていました。

この時間帯は成長ホルモンの分泌が増えるので、眠った方がされていました。

しかし、実は、最近の研究によりますと、これは必ずしも「正しくない」ということが分かってきました。

なぜかというと、多くの人が寝る時間というのは、大体、夜の10時、11時ぐらいに眠ります。

そして、私達の身体では、眠った後の数時間で、成長ホルモンの分泌が増えるようになっています。

たまたま多くの人の眠る時間帯が一致して、夜の10時頃に寝て、寝てから数時間は成長ホルモンの分泌が増える、ということから

『睡眠のゴールデンタイムは、夜の午後10時から午前2時』という解釈が生じたのです。

つまり、『夜の午後10時から午前2時という時間帯』でないと成長ホルモンが出ない。ということではなくて、

「眠ってから数時間の間が成長ホルモンの分泌が増える」というのが正しい解釈です。

だから、必ずしも、午後10時から午前2時の間に睡眠をとらなければいけないということではありません。

 

何時に寝るのが良いのか?

では、何時に寝たら良いのでしょうか?

そして何時間寝るのがよいのでしょうか?

これは、人によって違ってきます。

そこで、何時に寝たら良いのか?と言うことについては、私の講座では、「自己管理シート」というものをつけることをお勧めしています。

睡眠自体や、睡眠に影響する要素について、その時の体調などの記録を残します。

例えば

  • 運動
  • コーヒー
  • アルコール

などです。

このように「睡眠に影響を及ぼす要素」というのがたくさんあります。

「睡眠に影響を及ぼす要素」については、こちらの記事もご覧になると、より学べます。

是非ご覧下さい。

睡眠時間と活動時間・睡眠不足の意外な原因とは?

もし、自分の睡眠に影響していそうなものがあれば、記載して工夫していきましょう。

例えば、コーヒーを何杯飲んだとか、何時に飲んだ等を記録に残します。

自己管理シートを記録し続けると、

  • 自分に合った就寝時刻
  • 起床時刻
  • 睡眠時間
  • 自分に合った生活パターン
  • 睡眠パターン

が分かってきます。

例えば、同じ7時間の睡眠時間を取ると言う人でも、

夜10時に寝て、朝5時に起きると調子が良いという人もいれば、夜12時に寝て朝7時に起きた方が調子が良いなど、人によって一番良いパターンというのは違ってくるわけです。

記録を残して、調整していくと体調も安定してきます。

これをフィードバック効果と呼んでいます。

記録をすることによって、無意識のうちに行動が変わっていくのです。

これを行動変容と言います。

行動が無意識のうちに変わってきて、改善されてくると、睡眠が安定したり、体調が良くなったりするわけです。

まとめ

睡眠を何時間取ったら良いのか?と言うことについては、人によって異なります。

そこで『睡眠の悩みを抱えている人』は、ぜひ、まず自己管理シートをつけていただくといいと思います。

それによって自分が何時に寝るのが一番良いのかが分かってきます。

是非、自分の生活リズム、睡眠時間、睡眠の要素などを記録して、

自分にとって一番良い「睡眠」を把握しましょう。

 

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