今日は、「やってはいけない間違った健康法3選!」の話をします。
具合が悪いから
- ◯◯しなければとか
- ◯◯した方がいいとか
私たちは思い込んでやっていることがあります。
実は間違っている場合があるのです。
今回は、このことについて考えていきます。
やってはいけない!間違った健康法1つ目
1番目は、風邪気味だからと「安静」にすることです。
実は良いことではありません。
風邪気味のときに、「安静」にするとどうなるでしょうか?
「安静」にするために
- じっとしていたり
- 寝ていたり
をすると体温が下がります。
体温が下がるとどうなるかというと、
免疫力が低下してしまい、
余計に風邪をひきやすくなります。
具合が悪くなりやすくなってしまうのです。
これは逆効果です。
では、どうすると良いのでしょうか
お勧めは体温を上げることです。
- 適度に運動したり
- お風呂に入ったり
して、体温を上げた方が風邪を引きにくくなります。
私は、少し風邪気味だなと感じたときは、
- 加圧トレーニングをやったり
- ジョギングをしたり
して、体温をなるべく上げるように努めています。
あるいは体が冷えたなというときには、熱めのお風呂に入ったりとかして、体温を上げるようにしています。
「安静」にするというのは、実はいろいろな罠があり、気をつけなくてはいけません。
やってはいけない!間違った健康法2つ目
2番目は、同じく「安静」が関わってきます。
関節が痛いから安静にする
例えば、
- 腰が痛いとか
- 膝が痛いとか
というときに安静にしなければと多くの方が思っています。
しかし、最近は、実はそれは良くないことがわかってきています。
では、どうするかというと、安静にするのではなく動かしながら治すのです。
例えば、多くの腰痛の場合、
- 原因がわからない
- 原因が腰だけではない
という場合があります。
こういう原因不明の腰痛はどのようにして治るのかというと、多くの場合は自分でコントロールできるそうです。
安静にしていると、
- 腰の周辺の筋肉
- 深い部分の筋肉
- 腹筋
- 背筋
といった筋肉も弱ります。
そうすると、余計に腰の負担が増える恐れもあるのです。
痛みがあるからといってビクビク心配せず、動かしながら治した方がいいというのが最近の常識となっています。
やってはいけない!間違った健康法3つ目
3番目は、年寄りだから、年をとったから、
- 無理をしない
- 安静にする
ことも実は良くありません。
私たちは、たしかに年齢とともに、体力は低下していきます。
ですから、あまり無理ができないと思いがちです。
しかし、動かないと、さらに体が弱ってしまいます。
私たちの体というのは、鍛えなければ、どんどん弱ってしまうのです。
ですから防ぐためには、適度な運動をしなければいけません。
何もしないでいると、私たちの体の筋肉は、徐々に減っていきます。
大体1年間で1%減っていきます。
若いうちは、あまりそういうことに気づきません。
しかし、徐々に減ってくるのです。
体力・筋力が、なくなってくると、
- 体が弱ったな
- 年をとったな
というふうに感じるわけなのです。
もう年だから無理できないなんていうふうに思ってしまいます。
けれども、そういう状態だからこそ鍛える必要があるのです。
さらに、安静にして、1日何もせずに、寝たきりにしていると、たった1日で1%筋肉が減ってしまいます。
いわば、1日で1年分、歳をとってしまうわけです。
そういうことを知らずに、
無理をしないようにしようと体を休めようというふうに思って、
実はどんどん体力が落ちてしまう人が多いのです。
ですから、この「安静」というのは、実はよくありません。
もちろん、疲れたら、睡眠時間などはしっかり取る必要があります。
しかし、それ以外の起きて活動している時間は、安静にする必要はないので、
積極的に、動いたり運動をして鍛える方がいいのです。
ですから、
- 風邪気味だから
- 関節が痛いから
- 年だから
と言って、「安静」にするのではなく、
むしろ積極的に動いて、体を鍛えた方が健康に良いことを再認識していただければと思います。
ブレインヘルスでは、健康に必要なことを学ぶことが出来ます。
東大ドクター 森田敏宏先生の『脳から健康になる7つの法則』プレゼント
痛くない!疲れない! 東大ドクター 森田敏宏先生の『東大式 最高の健康法』 『脳から健康になる7つの法則』(PDF版)を今なら無料プレゼント お申し込みは今すぐこちらから!▼ ▼ ▼ ▼