自分は本当は何を望んでいるのか?を知る

今日は無駄な努力をしていませんかという話をしたいと思います。
日本人は勤勉であると言われますが、何事も努力が大切だと考えている人が多いと思います。

確かに何事も継続して努力をしていくことは大切です。

私も努力を否定するわけではありません。
しかし間違った努力をしている人が多いということです。

どういう努力が間違っているのかを考えていきます。


苦手なことに集中している

自分の苦手なことに集中している人が非常に多いですが、このような時、人はまずやる気が出ません。

これは科学的にはどういうことかいうと、私たちの脳の中でやる気のホルモンであるドーパミンの分泌が増えないのです。

もちろん作業もはかどりません。

例えばブログアフィリエイトは、ブログを作って、そこを検索した人に見てもらい、広告をクリックしてもらうと収入が入るなどとというものです。

よく見かけるのはクレジットカードのパターンです。

空港のカードラウンジで使うのですが、〇〇空港ラウンジと検索すると色々なブログが出てきます。

そういうところにクレジットカードの広告が出ていまして、誰かが購入すると報酬がもらえるというものがブログアフィリエイトです。

このようなブログアフィリエイトという仕事ですが、パソコンが苦手で、文章を書くのも苦手な人だと、このような作業は一向に進まないです。
いつまでたっても収入に結び付かない、時間だけが過ぎていくことになってしまいます。

どうすればいいかというと、まず1つは苦手なことは別の人にやってもらいます。
パソコンの操作が苦手であれば、誰か他の人にやってもらう、文章を書くのが苦手であれば、それも誰か他の人に頼むことによって、その作業は進むのです。

もう一つは自分の得意なことに方向転換しましょう。

もし人と話すのが得意な人であれば、人と話す対面での営業などですが、今はコロナで対面が難しいというのなら、オンラインを使っても人と話すことができますので、そのようなことをやります。

心から望んでいないことをやっている

望む

次に、心から望んでいないことをやっている場合、無駄な努力になりがちです。

潜在意識と顕在意識といいますが、潜在意識というのは普段は自分の表面には出ていないが、心の奥底で考えていること、意識していることです。

顕在意識というのは表に出ている意識です。

顕在意識で望んでいることと、潜在意識で望んでいることが食い違う場合に、無駄な努力になってしまうことがあります。

 

例えば子供が、将来サッカー選手になりたいと思っていたとしても、親の希望は勉強して医学部に入ってほしいので、子供にサッカーをやらせずに、どんどん塾に行かせて勉強させていたとします。

子供も真面目に親の期待に応えようとして、勉強して医学部に進んでお医者さんになります。

実際子供の頃そのような境遇で、医者になったという人はたくさんいます。

その人は医者になったら、どんなことを言い、どんなことを思うでしょう?

実は「子供の頃から医学に興味があったんです」みたいなことを言うのです。

少しおかしいではないかと、子供の頃はサッカー選手になりたかったのではないかと不思議に思われるでしょうが、これは心理学でいう認知的不協和というものです。
どういうことかと言うと自分が今している事を、正当化するために何か理由づけをするのです。

潜在意識では医者になることを望んでいなかったにもかかわらず、医者になってしまった今の自分の立場を正当化しないといけません。

人間の脳というのは無意識のうちにそのような理由を作り出すのです。

こういった現象を認知的不協和と呼んでいます。

こういう食い違いを防ぐためには、どうしたらいいでしょう。

自分が本当は何を望んでいるのかを、知る必要があります。
そしてもうひとつはこの潜在意識の方向性を変えることです。

 

例えばダイエットができない人がいて、顕在意識では痩せたいのですが、潜在意識では食べたいと思っています。

完全に食い違っていまして、これを変えないと同じ方向に向くことができません。

つまり痩せないのです。

向きの違う方向性を同じにするには、どうやってやっていくかということです。

少し高等テクニックなので全部は解説できませんが、もしご興味のある方は私のセミナーなどで解説していますので、よろしければ参加していただきたいと思います。

レバレッジが効かないことをやっている

シーソー

次の無駄な努力は何かというと、レバレッジが効かないことをやっています。
レバレッジは「てこ」という意味です。

てこの原理を聞いたことがあるでしょうが、てこを使うことによって小さい力で、何倍もの力を生み出すことができるのです。

 

こういったことを、ビジネスなどでも考えていく必要があります。

つまり継続していくと、安定して売り上げがアップして、労力は変わらないかあるいは減るモデルが一番好ましいです。

おこなったほうがいい努力と言えるのです。

 

インターネットを活用したビジネスを継続していくと、顧客リストの数が増えていきます。

売り上げは安定してさらにアップしますが、メールを一斉に配信するだけです。

労力は変わらないか、むしろ減ってくるというようになります。
こういったものがレバレッジが効くビジネスモデルということになります。
逆に良くないパターンとは、いわゆる単純労働です。

働けばお金は入りますが、働かないと収入が途絶えてしまうのが一番好ましくないわけです。

その対策としてはどうしたらいいかということですが、

・レバレッジ

・相乗効果

・一石二鳥

・継続

・積み重ね

こういったキーワードを常に意識した方がいいです。

どうやったら、今やっているビジネスを転換できるか、レバレッジが効くものに変えられるかということです。

あるいはレバレッジが効く収入の柱を、別に作る事を意識するのがいいと思います。

逆にそうでない単純労働に自分の努力、労力をつぎ込むのはあまりよろしくないと思います。

まとめ

無駄な努力で多いのが、

1番目は自分の苦手なことに集中していることです。

2番目は心から望んでいないことをやっていることです。

3番目ではレバレッジが効かないことをしています。

この3つをで意識していただければと思います。

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